第26回兵庫県シニア名人戦決勝(第6譜)

○主 催:日本将棋連盟兵庫県支部連合会
○棋 戦:第26回兵庫県シニア名人戦
○対局日:平成31年01月27日
○対局場:加古川市総合福祉会館
○持時間:各25分(切れ負け)

 ▲先手:井上 兼一 
 △後手:藤田  巧 

兵庫県シニア名人戦(シニア名人戦出場決定戦)

 再掲第16図は、後手△3七龍(38)に、先手△5七金打の局面です。

(再掲第16図から)
       ①△5三銀打
②▲7三銀成  △同 銀
③▲7四歩打 ④△7六銀打
⑤▲6八玉  ⑥△7四銀 (第17図)

①後手の詰めろを消した手です。
②勝負手です。
③詰めろです。
④駒が入れば、詰む形を作ります。
⑤どこへ逃げても危うく見えます。
⑥詰めろを消します。

(第17図から)
①▲6六桂打  △7三歩打
 ▲7四桂   △同 歩
 ▲6六桂打  △6二桂打
②▲5三馬   △同 歩
 ▲同角成  (第18図)

①詰めろです。
②目をつぶって、勝負にでました。 

(第18図から)
       ①△7七角打
 ▲7九玉  ②△6六角成
③▲7三銀打  △同 王
 ▲6四銀打  △8二王
 ▲7三銀打  (投了図)

①△6七飛打で、先手玉は詰んでいたようです。
②先手玉に詰めろをかけました。
③銀を捨てて後は並べ詰めです。

 大熱戦で、どちらが勝っても、おかしくない将棋でした。
 後手藤田さんが、最終盤で詰みを発見できなかったのは不運としか言いようがありません。
 後手が、自玉の詰み筋に気づいていれば、先手玉を詰ましていたかもしれませんね。

 途中、後手藤田さんが粘れば、切れ負けルールの関係で、先手井上さんが苦戦だったかもしれません。
 しかし、後手藤田さんは、そんな姑息なことはせず、正々堂々と対局されました。
 見事な対局姿勢でした。敬服いたします。