講義 (担当教授:石川 泰)

・実戦をこなせば棋力は向上しますが、その取り組み方1つで上達速度は大きく変わります。
・ 今回は、将棋の上達速度を早める方法について話しています。

YouTube 掲載日:2019/09/14

講義ノート(棋楽)

誰と対局するのか

自分と同じか、自分より強い人と対局する

 自分より強い人と対局しないと、勉強にならない
 互角の人と勝敗を気にして、対局することも大事

持ち時間

基本的には早指しで良い(例えば、20分30秒、15分30秒)

 ある程度、持ち時間(15分、20分、30分位)をつけて欲しい
 序盤や勝負所である程度考えられる。初手から30秒だと全然考えられない、

 10秒将棋はやらなくても良い(勉強にはならない)

 かなり強く(高段者に)なってくると、1時間に1分とか、30分1分など、長時間の将棋を指してみる
 そうすることによって、棋力の限界を知ることができる。また課題も見えてくる

 

テーマを持つ

・練習将棋にしてもテーマを持つ

 テーマは沢山ある。

 例えば、
 今日は、この定跡・この形を指そう。
 今日は、連敗しないようにしよう。
 今日は、序盤をじっくり指してみよう。etc・・・

 テーマを持って指さないと、同じ負け方をしてしまう。⇨ 進歩がない

 

駒落ちについて

間違いなく必要

 駒落ちの最大のメリットは、強い人の終盤力を引き出せる
 上手は、駒が少ない分、色んな技を繰り出して来る