講義 (担当教授:石川 泰)

・中盤戦に強くなる考え方を、「大局観」という抽象的な言葉を使わず、なるべく具体的に説明しています。

YouTube 掲載日:2019/09/10

講義ノート(棋楽)

中盤が強くなる方法

 棋力に応じて、勉強法も代わってくる

初心者

駒を、只で取られない

 中盤と言うのは、駒がぶつかるところなので、まずは、駒を只で取られない。

 必ず取られそうになったら、取り返すとか、逃げるとか、一方的に取られることがないようにする

 簡単なようでも、飛車や角行など、効きの長い駒は、うっかりしやすいので注意する。

初級者~中級者

駒損をしない

 駒損をしないということは、安い駒と交換をしないということ

 攻められているとき、受け側の駒の枚数が足りていない場合は、必然的に駒損をする

 また、大駒、角行など、守りの駒がしっかり機能していないと、金とか桂で狙われる

 ここの感度が薄くなると、後々の上達を妨げる

上級者~有段者

駒効率を意識する

 遊び駒を少なくする

 持ち駒と盤上の駒の優先度について言えば、可能な限り、盤上の駒を優先する

 その事で、戦力にも余裕ができ、受けの選択肢も増える

高段者

狙い筋の前に一手工夫する

 中盤で一つ重要なものを上げると、狙い筋の前に一手工夫するということ

 例えば、

 仕掛ける前に、もう一手玉側に、手を加える
 終盤、攻めて決まりそうな局面でも、一手受けに回る
 受ける場合でも、一手敵陣に嫌味を付けてから受ける

 狙いの手があっても一回我慢して、もう一手何かないか考えることが大事