講義 (担当教授:石川 泰)

奨励会試験について、受験資格や試験内容を 実体験を交えながら紹介しています。

YouTube 掲載日:2019/10/05

講義ノート(棋楽)

 奨励会試験:プロ棋士を目指すための新進棋士奨励会への入会試験のこと

※試験内容は変わることがあります。詳細は、日本将棋連盟のHPで必ず御確認ください。

奨励会試験について(6級)

 アマチュアの一般の全国大会で上位入賞した場合は、初段とか三段で受験する場合もあるが、基本的には、小・中学生は、6級で受験するのが一般的です

①受験資格

 満15歳以下で、かつプロ棋士である師匠の推薦が必要

※これまでは、プロ棋士である師匠の推薦がなくても受験できて、入会した後に師匠を見つけるという制度があったが、今年8月の試験を最後になくなった

②受験者の実力(目安)

・研修会であれば、C2~B1のクラス(研修会のAクラスは奨励会へ編入する資格を得る)
・全国大会(小学生名人戦、倉敷王将戦、中学生名人戦、中学選抜、中学生王将戦)で上位入賞(優勝すると1次試験が免除となる)

 アマチュアの段位で言えば、道場で五段、強くて六段位の棋力になる

③一次試験(2日間)

・受験者同士で6局(3局×2日)
・持ち時間は1時間、使い切ると60秒(奨励会の級位者の持ち時間と同じ)
・合格ラインは4~5勝※(受験者数によって、異なる)

※石川先生が受験した時は、4勝2敗が合格ラインでした

④二次試験

・筆記試験(将棋界に関する基本的なことが問われる。基礎的な知識があれば充分)
・現役の奨励会員と3局(1勝が合格の目安)
 6級で受験する場合は、6級、5級、4級まで当たる可能性がある
・面接試験
・終了