小池重明 vs 大田 学

対局情報

棋 戦:第三期東海名人戦(決勝)
対局日:昭和45(1970)年06月28日
対局場:名古屋、「長谷川旅館」
持時間:

先手▲:小池 重明 アマ五段
後手△:大田  学 アマ六段半

次の一手

 問題図は、小池の▲9六歩に、大田が△8四銀と上がった局面です。
 ここで、先手小池が指した次の一手を考えて下さい。 

小池/大田
正解は?

 ▲6五歩

 ここで、小池は強く▲6五歩と反発しましたが、大田の△7七角成、▲同銀に、△7九角打のキズが気になるところです。

 しかし、小池は▲6六角打で、大田の△8四銀が遊び駒もしくは質駒となれば、先手も充分に指せると考えたのかもしれません。

 むしろ棋楽には、小池の▲6五歩が、大田の△7九角打を誘っているように見えるのです。

小池/大田

対局結果

戦 型:四間飛車
手 数:111 手
勝 敗:先手、小池重明の勝ち

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